関西ライターズリビングルーム

「関西ライターズリビングルーム」第二十二夜、ゲストは「Meets Regional」編集長、竹村匡己さん。無事に終了しました。

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昨夜、ライター勉強会「関西ライターズリビングルーム」第二十二夜、無事に終了しました。

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ゲストは「Meets Regional」編集長、竹村匡己さん

場所は北浜の喫茶「フレイムハウス」2階。

お足お運びいただいた皆さん、ありがとうございます!

今夜も満席。

「メディア側の忌憚なき意見を訊きたいライター」が、これほどたくさんいる証しですね。

竹村さんの「スパイスカレーブームをミーツがつくったと言われれる場合がある。けれど、そんな事実はまったくない。街でスパイスカレーが流行りつつあるんだとミーツが伝えただけ」との発言は、なるほどの嵐。

街の声に耳を傾け、時代の空気の変化を嗅ぎ取る作業がいかに重要か、ですね。

メディアが求めるいい記事とは「フラットで、無駄がないもの」。

竹村さんは、エルマガジンの編集者時代に「文字数が決まっていて、なおかつ短い映画紹介を月に30本書き、その経験によって鍛えられた」と言います。

サイズが決まった短文を量産する作業で、いらない言葉を削るセンスが身についたのだそう。

Web記事は文字数が厳密ではない場合が多いので、これは自主トレが必要です。

そして原稿を書く際に重要なのが「概念を疑うこと」。

たとえば、「サラダランチはヘルシーだから女性に大人気」。たったこれだけの文字数の文章にも、「概念に縛られている」部分がいくつもあると。

「サラダのなにがヘルシーなの? ドレッシングって油やろ? アボカドのカロリーの高さなめんなよ。ヘルシーって、どういう概念? 肉はヘルシーじゃないの? ここに女性という言葉を出してきた理由は? ランチに性別は関係なくないか?」

脳みそを使わず、つい書きがちな陳腐な表現。

これを編集者は見抜いているのだと戦慄。

ほかにも、もう名言、金言の連続射撃。

「いい記事に必要なのは『色気、殺気、狂気』」

「個性は押し出すものではなく、にじみ出るもの」

「いい記事にするためには“現場百回”」

「ライターは、取材をしている段階ですでに頭のなかで『編集』をしなければならない」

そして、これも、なるほどと膝を打ちました。

「編集者が編集の感覚をつかむためには、編集者もカメラを持つことが大事」

ライターにも言えます。

我々がつくっているのは原稿ではなく「記事」。

シャッターを切る感覚、画角を掌握する感覚がないと、文字は書けても「記事」はつくれないです。

最後にもっとも訊きたかった、「ライターの営業は受け容れてもらえるのか」という質問。

メディアの本音として、

「ライターの営業は必要。ただし、仲介する第三者(その人の能力を保証してくれる人)の存在が重要」と。

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終始「ガーン!」ときていました。

勉強会にメディア側の方を呼ぶのは今後も定期的にやっていきたいです。

次回、第二十三夜は4月24日(水)

ライターの仕事を、長く続けるために。

兼業ライターという生き方。

アナウンサーとライターを両立させてきた堀内優美さんの場合。

――を、お届します。

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