2018年8月28日(火)の日記
やってしまった……。
失敗って本当、いつまで経っても、キャリアをどれほど積んでも、なくならないですね。
僕だけかもしれませんが。
実は……40分間に渡る電話インタビューが、録音できていませんでした。
電話でインタビューするとき、僕はいつも、コンデンサーマイクを耳の穴に入れて収音します。
しかし、肝心のジャックの根もとがICレコーダに最後まで入りきっていなかったようです。
なにも録音されていない空っぽのデータに、次第に絶望してゆく僕。
収音テストをしたあとに一度ジャックを抜いたのが原因。
なんのためにテストをしたのやら、わかりません。
この日はどうにも胸騒ぎがしていました。
電話でお話をうかがいつつも、録音ランプがついているICレコーダを見つめながら「これたぶん、録音できていない、そんな気がする」とずっと思っていたのです。
残ったのは、書きなぐったメモのみ。
ライターの失敗は、油断や、なめた気持ちや、いつの間にか尊大になっている態度に、すきいるようにやってきます。
つねに緊張感を失ってはいけませんね。
ではいまから、記憶とメモを頼りに記事を書きます。